こんにちは、おじさんです。
今日は、聖徳太子が「冠位十二階」と「十七条の憲法」を制定した理由を解説していきます。
でっかいな...
当時の政治について
まず、なぜ制定したのかを知るには当時の政治状況を知らなければならないですね
実は当時の日本の政治は、朝廷の重要な仕事に対する人事権を天皇はほとんど持っていませんでした。
なので、天皇と朝廷で働く人との間に直接的な関係はあまりなく、天皇の権力が不安定だったわけです。
聖徳太子は天皇中心の国造りを目指していたため天皇の権力が不安定だとだめですよね。
だから、聖徳太子はこのような不安定な状況を打破すべく朝廷の要職の直接的な人事権を手に入れるために、
「冠位十二階」を制定したのです。